桜島・新燃岳で相次ぐ噴火、インドネシアでは噴煙1万9000m到達

桜島・新燃岳で相次ぐ噴火、インドネシアでは噴煙1万9000m到達

噴火災害ニュース:最近1週間の動向

国内の火山活動

鹿児島県の桜島では、7月9日午前4時40分に南岳山頂火口より爆発的噴火があり、噴煙が火口縁上1500メートルの高さまで上がり、大きな噴石が最大で火口から約500メートルの8合目付近まで飛びました。この爆発的噴火は今年139回目となり、引き続き噴火警戒レベル3が維持されています。

霧島連山・新燃岳では、6月22日の7年ぶりの噴火以降、7月7日までの連続噴火では噴煙が5000メートルに達し、7日再び再開した噴火が9日午後10時現在も続いています。産業技術総合研究所の分析により、7月の火山灰には新たなマグマに由来するものが3%含まれ、「水蒸気噴火とは言えず、マグマの関与が強い噴火に変わってきている」との見解が示されました。

海外の大規模噴火

インドネシアのレウォトビ火山では大規模な噴火が発生し、気象衛星ひまわり9号からの観測で噴煙が高度約1万9000mに到達していると推定されます。気象庁は2022年1月のトンガの火山噴火の際に起きたような津波の有無を監視しましたが、最終的に「日本への津波の影響はない」と発表しました。

防災対策の取り組み

長野県や松本市では、北アルプス乗鞍岳の噴火に備え、防災訓練を実施し、観光や道路の関係団体を含め約80機関が参加し、現在1の噴火警戒レベルが引き上げられた場合の情報伝達や登山者らの安全確保に向けた連携を確認しました。

 

店舗からのお知らせ

火山ガス急増の通告に伴い、「火山ガス対策マスク」の注文が急増しています。

当店で可能な限り在庫を確保するように致しますが、急な注文にともない仕入れに日数がかかる場合もございますので、ご希望の方はお早めにご注文ください。

https://hun-ka.com/products/gasmask-76-set

ブログに戻る