噴火警戒レベル
噴火警戒レベルは、火山活動を5段階で評価し、地元自治体と防災機関が共同で避難計画を策定する基準です。火山防災協議会により定められた避難時期や地域は、警戒レベルに基づいて気象庁が公表します。防災機関は合意された範囲に対し、迅速な避難指示を行い、噴火被害の軽減が期待されます。日本には111の活火山があり、その中で常時観測火山が気象庁や大学により24時間監視されています。
噴火警戒レベル
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。
レベル4(高齢者等避難)
警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
※気象庁HPより
噴火警報・予報の最新情報
気象庁のHPにて最新情報を確認できます。
https://www.data.jma.go.jp/multi/volcano/index.html?lang=jp
参考リンク
噴火警戒レベルの説明
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm
気象庁 各火山のリーフレット
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/keikailevel.html