焼岳の噴火警戒レベル「2」へ引き上げ/阿蘇山ヘリ事故

焼岳の噴火警戒レベル「2」へ引き上げ/阿蘇山ヘリ事故

焼岳(北アルプス) — 噴火警戒レベル2に引き上げ

2026年1月25日、気象庁は長野県と岐阜県の県境にある活火山「焼岳(やけだけ)」の噴火警戒レベルを、これまでの「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げました。これは、山頂付近を震源とする微小な火山性地震の増加と、山体浅部にわずかな膨張が観測されているためです。噴火警戒レベル2は「火口周辺規制」を意味し、気象庁は想定火口域からおおむね1kmの範囲では、噴火時に大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があるとして警戒を呼びかけています。このため、松本市や高山市など自治体は登山ルートでの立ち入り規制を実施し、登山者に危険地域への立ち入りを禁じています。この警戒レベル引き上げは、火山活動がやや高まっていることを示すもので、今後の動向に注意が必要です。

気象庁の報道発表によると、警戒レベル変更は 1月25日 午前5時50分 に公式発表され、火山性地震の増加や山体変動が観測されたため判断されたとのことです。気象庁は引き上げ理由として「今後噴火が起きる可能性が高まっている」と説明し、周辺自治体や住民に対して継続的な情報確認を促しています。

阿蘇山(熊本) — 遊覧ヘリの事故と火山活動

熊本県阿蘇市の阿蘇山・中岳火口付近では、噴火そのものの報告は出ていませんが、1月20日に遊覧飛行中のヘリコプターが火口近くで行方不明となり、機体とみられる残骸が発見される事故が発生しました。このヘリには60代の日本人パイロットと、台湾からの観光客とみられる男女2人が乗っており、現在も安否は確認できていません。火口周辺は濃霧や火山ガスの影響で捜索活動が難航していると報じられています。運輸安全委員会は事故調査官を派遣し、現地での調査を開始しています。阿蘇山は国内でも活発な火山の一つで、火山ガスや地形の影響によって航空機の運航にリスクが伴うことが改めて示されています。

海外の火山活動

直近1週間において、日本国外でも大規模な噴火情報が複数報告されています。例えば、エチオピアや中南米などの火山で噴火や噴気活動が観測されており、周辺地域での避難や警戒が呼びかけられている例があります。

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