ロシア・シベルーチ火山噴火と焼岳 噴火警戒レベル2継続
焼岳(北アルプス) — 噴火警戒レベル2継続
長野・岐阜県境にある活火山 焼岳(やけだけ) は、1月25日に噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられた状態を維持しています。気象庁の観測データでは、山頂付近を震源とする火山性地震が増加し、浅い部分の山体膨張も継続していることが確認されています。そのため、火口からおおむね 1km圏内では噴火時の大きな噴石に警戒が必要とされています。登山道や周辺地域では、自治体の指示により立ち入り規制が継続中です。噴煙自体に大きな変化は見られないものの、地震活動は例年より多く、気象庁は引き続き観測・注意を呼びかけています。
この噴火警戒レベル2は、噴火発生の可能性が高まっていることを示しており、火山性地震の増加が直接の引き上げ要因となりました。観光客や登山者に対しては最新の情報確認と危険区域への立ち入り自粛が求められています。
ロシア・シベルーチ火山(カムチャツカ)
ロシア・カムチャツカ半島にある シベルーチ(Shiveluch)火山 が 1月28日(現地時間)に噴火を起こし、火山灰噴煙が高度約7〜9km(約7,000〜9,000m)まで上昇したと報じられています。噴煙は西方向へ広がり、航空機航路における火山灰警報(Orange: 航空注意情報)が発令されており、国際航空の一部路線で注意が呼びかけられています。噴火時には複数回にわたって噴煙が大気中へ放出され、灰雲は約110km以上に伸びた可能性があると現地報告が出ています。
このシベルーチ火山は世界でも活発な火山の一つで、日常的に熱的活動や火山灰放出が観測される特徴がありますが、今回の噴火では航空機への影響に対する注意喚起が強調されています。カムチャツカ地域の火山監視チーム(KVERT)のレポートでも、今後も火山灰発生の可能性があるとして警戒が続けられています。