アイスランドで過去最大規模の噴火開始、桜島では連夜の「火映」を観測
海外の状況:アイスランドでついに大規模噴火
アイスランド南西部のレイキャネス半島では、現地時間3月16日夜、マグマ蓄積量が限界に達していた地点でついに噴火が始まりました。今回の噴火は2023年末から続く一連の活動の中で最大規模とされており、地面の割れ目から大量の溶岩が噴出しています。観光名所のブルーラグーンや近隣の町グリンダヴィークでは即座に避難措置が取られ、周辺の警戒レベルは最高段階の「緊急フェーズ」に引き上げられました。また、ハワイのキラウエア火山でも3月10日の大規模噴火(エピソード43)以降、地盤の変動が続いており、監視が強化されています。
国内の状況:桜島の「火映」と各地の警戒
日本国内では、鹿児島県の桜島で活発な状態が続いています。3月13日から16日にかけて、南岳山頂火口では夜間に火口が赤く輝く火映が連日観測されました。これは火口直下までマグマが供給されている証拠であり、気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持しています。 また、先週噴火した北海道の雌阿寒岳や、断続的に火映が続く諏訪之瀬島でも、火口周辺への立ち入りを制限する警戒レベル2が継続しています。日本列島の各火山においても、地下のマグマの動きが活発な状態が続いており、予断を許さない状況です。