桜島で深夜の噴火、噴煙1500m。富士山噴火に備えるBCP策定の重要性
国内の状況:桜島の噴火と富士山対策の進展
国内では、本日4月9日午前0時26分、鹿児島県の桜島・南岳山頂火口で噴火が発生しました。噴煙は火口から1,500mまで上がり、火山灰は北東方向(鹿児島・宮崎・熊本・大分方面)へ流れています。依然として噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しており、活発な状態です。
また、防災面では4月6日、内閣府が富士山の大規模噴火と広域降灰対策に関する啓発動画を新たに公開しました。3月下旬の検討会を受け、企業に対しては噴火を想定したBCP(事業継続計画)の策定を急ぐよう呼びかけが強まっており、社会全体で「もしも」への備えが具体的になっています。
海外の状況:キラウエアのカウントダウンとアイスランドの極限状態
ハワイのキラウエア火山では、現地時間4月8日に南火口からの溶岩流出が再確認されました。USGS(米国地質調査所)は、次なる大規模噴火(エピソード44)が4月15日までに発生する可能性が極めて高いと予測しています。今週後半は風向きが変わる予報が出ており、噴火時の降灰や火山ガスが住宅街へ流れるリスクに警戒が強まっています。
アイスランドのレイキャネス半島では、地下のマグマ蓄積量が2,400万立方メートルを超え、2023年末の活動開始以来、過去最大を更新し続けています。現地の専門家は「数日以内にこれまでにない規模の噴火が起こる可能性」を示唆しており、一刻の猶予もない緊迫した状態が続いています。