【桜島噴火】鹿児島市街地に「ドカ灰」到来!山体膨張の解消と最新の活動状況

【国内】桜島で噴火が発生:鹿児島市街地が「ドカ灰」に見舞われる

2026年6月7日の午前5時半頃、鹿児島県の桜島(南岳山頂火口)で噴火が発生しました。上空の風向きの影響により、噴煙は火口から西側にあたる鹿児島市街地方面へ流入。早朝の雨と混ざり合った「灰雨(はいう)」が降り、その後も断続的な噴火が続いたことで、SNS上では「ドカ灰(大量の降灰)」と称されるほどの激しい降灰が報告されました。

気象庁の発表によると、噴煙の高さは火口上約1,300メートルに達しました。5月末から観測されていた山体膨張(さんたいぼうちょう:マグマの上昇などにより山の地盤が膨らむ現象)は、この7日午前中の噴火によって概ね解消されたとみられています。なお、桜島の噴火警戒レベルは「レベル3(入山規制)」が維持されており、火口から約2キロメートルの範囲では大きな噴石や火砕流(かさいりゅう:高温のガスや火山砕屑物が高速で斜面を流れ下る現象)への警戒が続けられています。

【海外】ハワイ・キラウエア火山:記録的な連続噴火の後に一時停止

アメリカ・ハワイ島のキラウエア火山(ハレマウマウ火口)では、2026年6月1日に「エピソード48」と呼ばれる激しい噴火が発生しました。この噴火では、最高で約200メートル(約650フィート)に達する激しい溶岩噴泉が約9時間にわたって持続し、火口床の約40%が新たな溶岩で覆われました。今回の活動により、過去の記録(1983年〜1986年のプウ・オオ噴火の47回)を塗り替え、単一の噴火サイクルにおける溶岩噴泉の発生回数として過去最多の「48回」を記録しました。

現在は一時的に活動が停止(ポーズ)していますが、ハワイ火山観測所(HVO)の傾斜計(けいしゃけい:地面のわずかな傾きを測定する精密機器)はすでに再び地盤隆起(地盤が押し上げられる現象)を捉えています。これは地下に新たなマグマが供給されていることを示しており、予測モデルでは、6月12日〜15日頃に次の「エピソード49」となる噴火活動が再開する可能性が高いと分析されています。

【海外】インドネシア・レウォトビ・ラキラキ火山:連続噴火で空港閉鎖

2026年6月5日、インドネシア東部にあるレウォトビ・ラキラキ火山(標高1,584メートル)が激しく噴火しました。火山当局によると、同日午前11時15分頃の噴火では、火山灰やガスなどの噴出物が上空約2.5キロメートルまで達しました。

この大量の火山灰の飛散により、周辺の視界不良や航空機エンジンへの悪影響が懸念されたため、現場から近いマウメレの町にある空港が一時閉鎖され、国内線5便が運航停止を余儀なくされました。当局は火口から5キロメートル圏内への立ち入りを禁止するとともに、激しい雨が降った際に堆積した火山灰が泥水となって流れるラハール(火山泥流)への警戒を近隣住民に呼びかけています。

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