折りたたみ防災ヘルメットの選び方——3タイプの違いと、選ぶ順番
はじめに:買ったのに手元にない失敗
要点:性能の比較から選び始めない。「どこに置くか」から選ぶと迷わない。
防災ヘルメットで一番多い失敗は、高い・安いでも、性能の良し悪しでもありません。買ったのに、いざというとき手元にないことです。
普通のヘルメットは、かさばります。かさばるものは、押入れの奥や物置に置かれます。そして地震や噴石のとき、取り出せません。
折りたたみ式が支持されている理由は、性能が高いからではありません。机の下や玄関に置けるからです。 だから選ぶ順番も、性能ではなく「置き場所」から考えると迷いません。この記事では、その順番で整理していきます。
1.最初に決めるのは置き場所
要点:置き場所が決まると、選ぶべきタイプはほぼ決まる。
| 置く場所 | その場所で求められること | 向いているタイプ | 当店の該当製品(詳細は5章) |
|---|---|---|---|
| デスクの引き出し・オフィスのロッカー | 薄さ | 平たくつぶれるタイプ(A) | MOVO(3分割式。収納時の高さ74mm) |
| 玄関・寝室の枕元 | かぶるまでの速さ | ワンタッチで立ち上がるタイプ(B) | 当店の折りたたみ3製品に該当なし。速さ重視なら、かぶるまでの手数が一番少ない通常型(D)も候補 |
| 通学カバン・ランドセル | 軽さ+子供が自分でかぶれること | 子供用 | オサメットジュニア |
| 学校・自治体の備え(落下物と火の両方を意識) | 保護の範囲 | 頭巾一体型(C) | IZANO CAP2 |
| 車のトランク・ザック | 総重量と外径 | 折りたたみ全般 | MOVO ほか |
| 倉庫・作業場(置き場所に余裕がある) | 手数の少なさ・価格 | 折りたためない通常型(D) | 防災用ヘルメット |
「性能が一番いいのはどれか」から選ばないでください。 置き場所が決まらないまま買うと、どれを選んでも同じ結果(奥にしまって、出せない)になります。
2.折りたたみ式ヘルメットの3タイプ
要点:薄くたためるものほど、かぶるまでに手間がかかる。どちらを取るかは置き場所で決まる。
タイプA:平たくつぶれるタイプ——収納が最優先の人向け
上下方向につぶれて板状になり、引き出しやロッカーに収まるタイプです。
- 向いている人:オフィス・学校・机の下に置きたい人
- 気をつける点:かぶるまでにひと手間かかります。 地震の初動で手間取る可能性があるので、一度は自分で組み立てて時間を測ってみてください
タイプB:ワンタッチで立ち上がる
畳んだ状態から一動作で使える形になるタイプです。
- 向いている人:玄関・枕元に置きたい人。速さを重視する人
- 気をつける点:平たくつぶれるタイプより厚みがあることが多く、収納場所を選びます
タイプC:防災頭巾との一体型
頭巾とヘルメットの機能を兼ねるタイプです。本記事で扱う IZANO CAP2 は、メーカー公表値で衝撃吸収性能が防災頭巾の基準の3倍以上、生地は(公財)日本防炎協会認定のものが使われています(規格の体系は後述のとおり保護帽とは別です。3章参照)。
- 向いている人:学校・自治体の備え。落下物と火の両方を意識する場面
- 気をつける点:製品によって保護の考え方が違うので、何から守るための製品なのかを確認してください
タイプD(参考):折りたためない通常型
- 向いている人:置き場所に余裕がある人。倉庫・作業場・自治体の備蓄
- 折りたたみより安価な場合が多く、「かぶるまでの手数」が一番少ないのはこのタイプです
タイプ別の早見表
| タイプ | 収納 | かぶるまでの手数 | 主な置き場所 |
|---|---|---|---|
| A:平たくつぶれる | ◎ 薄い | 組み立てが要る | 引き出し・ロッカー・机の下 |
| B:ワンタッチ | ○ 厚みは残る | 一動作 | 玄関・枕元 |
| C:頭巾一体型 | ○ | 頭巾と同様 | 学校・自治体(火も意識) |
| D:通常型 | △ かさばる | 最少(かぶるだけ) | 倉庫・作業場 |
3.規格の読み方(見るのは表示)
要点:国の検定には用途が2種類あり、噴石・落下物に対応するのは「飛来・落下物用」。どちらで合格したかは製品のラベルで見分けられる。
ここが、この記事でいちばん大事なところです。むずかしい話に見えますが、結論は3行で言えます。
- 工事現場などで使われるヘルメット(保護帽)は、国の検定(型式検定)に合格して売られています
- ただしこの検定には「何から頭を守るか」で2つの用途があり、合格はどちらか(または両方)の用途に対して出ます
- 噴石・落下物に対応するのは「飛来・落下物用」のほう。「国家検定合格品」という言葉だけでは、どちらの用途で合格したのかは分かりません
| 区別 | 何から守るためのものか | 噴石・落下物には |
|---|---|---|
| 物体の飛来・落下による危険を防止するためのもの(飛来・落下物用) | 上から物が落ちてくる・飛んでくる | ✅ これが該当します |
| 墜落による危険を防止するためのもの(墜落時保護用) | 人が落ちる・転ぶ(頭が地面等に当たる) | ⚠️ 目的が違います |
見分け方はかんたんで、製品に貼られたラベルを見るだけです。 検定に合格した保護帽には「型式検定合格標章」というラベルが貼られ、そこに「飛来・落下物用」か「墜落時保護用」かの区別を表示する決まりになっています。すでに家や職場にヘルメットがある方も、ラベルを一度見てみてください。
買うとき・手持ちを確かめるときのチェック3つ
- [ ] 「国家検定合格品」という言葉だけで判断していないか
- [ ] ラベル(型式検定合格標章)に「飛来・落下物用」の区別表示があるか
- [ ] 両方の用途に合格した「兼用型」もある(本記事の MOVO がこれにあたります)
価格より先に検定の表示を見る
安い・高いで迷ったときも、見る場所は同じです。検定の表示がある製品は、どんな試験を通ったのかを公的な仕組み(型式検定)でたどれます。 検定の表示のない安価な製品では、この点(何を想定した試験を通っているのか)が確認できません。特定の製品が危険だという意味ではなく、ご自身で見分けるための観点として、値札より先にラベルを見ることをおすすめします。
根拠の条文(詳しく知りたい方向け)
保護帽は労働安全衛生法で「物体の飛来又は落下若しくは墜落による危険を防止するためのもの」と定められ、製品の型ごとに型式検定を受けます。そして検定に合格した保護帽に貼られる「型式検定合格標章」には、「物体の飛来・落下による危険を防止するためのものであるか、又は墜落による危険を防止するものであるかの区別」を表示することが定められています(公益社団法人 産業安全技術協会「保護帽の型式検定の手引き」様式1)。
専門用語の一言解説
- 保護帽(ほごぼう):工事現場などで使う、国の基準を満たしたヘルメットのこと。根拠は労働安全衛生法第42条・第44条の2と「保護帽の規格」(昭和50年労働省告示第66号)
- 型式検定(かたしきけんてい):製品の型ごとに国の検査を受ける仕組み。実施しているのは公益社団法人 産業安全技術協会。合格証の有効期間は3年で、更新の検定があります
- EN812:ヨーロッパで決められた「軽作業用ヘルメット(バンプキャップ)」の基準。日本の厚労省保護帽よりゆるやかな基準で、主に「頭をぶつけたときの衝撃を和らげる」ためのものです。落ちてくる物を受け止めることを想定した基準ではありません
4.カタログで見るべき仕様4つ
要点:色やデザインより先に、この4項目を順に見る。
| # | 見る項目 | なぜ見るのか |
|---|---|---|
| 1 | 規格の表示 | 🔴 「国家検定合格品」だけでは足りません。「飛来・落下物用」で合格しているかを見ます(理由は3章) |
| 2 | 重量 | 長時間かぶるなら軽さが効きます。子供用は特に |
| 3 | 収納時のサイズ | 置きたい場所に入るか。買う前に置き場所を実測してください |
| 4 | 対応頭囲・対応年齢 | 特に子供用。大人用を子供にかぶせると、ずれて意味がなくなります |
逆に、あまり気にしなくてよいこと:色・デザイン。ただし「暗い中で見つけられるか」だけは意味があります。
5.噴火.com で扱う4製品
要点:4製品で「3分割式・子供用・頭巾一体型・通常型」と役割が分かれている。置き場所に合うものを選ぶ。
2026年7月31日時点の取扱いです(価格は変動します。最新は各商品ページでご確認ください。2026-08-17に4製品とも価格の変動がないことを再確認済み)。
レビューについて:2026-08-17時点で、噴火.comの各商品ページにお客様レビューの掲載はありません。レビューの自作自演は行わない方針のため、本記事でも「使った方の声」は掲載していません。レビューが集まり次第、この記事にも反映を検討します。
| 製品 | 価格(2026-07-31時点) | タイプ | 向いている場面 | 商品ページ |
|---|---|---|---|---|
| 折りたたみできる防災ヘルメット MOVO | 1個 ¥5,700(3個¥15,600・5個¥25,500・10個¥49,500。まとめ買いのみ割引あり) | 3分割式(帽体が3つに分かれる構造。組み立てが要る点はタイプAに近い) | オフィス・車のトランク | https://hun-ka.com/products/hermet-movo |
| 子供用折りたたみヘルメット オサメットジュニア | ¥5,280 | 折りたたみ(タイプA)・子供用 | 通学・子供部屋 | https://hun-ka.com/products/hrmkgosmj |
| 防災頭巾+ヘルメット IZANO CAP2 | ¥4,950 | 頭巾一体型(タイプC) | 学校・落下物と火の両方を意識する場面 | https://hun-ka.com/products/hrmizcp2 |
| 防災用ヘルメット | ¥3,380 | 折りたたみでない通常型(タイプD) | 置き場所に余裕がある場合。手数が一番少ない | https://hun-ka.com/products/helmet01 |
(すべて2026-08-17にページの存在と価格を再確認)
出典:噴火.com「防災用ヘルメット」カテゴリページ(https://hun-ka.com/collections/helmet)を 2026-07-31 にブラウザで実確認。掲載4製品・上記価格を実測。
人数別の買い方の例
上の表の価格だけで組み合わせると、たとえば次のようになります(2026-07-31時点の価格。変動します。最新は各商品ページでご確認ください)。
| 世帯・グループの例 | 買い方の例 | 総額(内訳) |
|---|---|---|
| 夫婦2人 | MOVO 1個×2 | ¥11,400(¥5,700×2) |
| 大人2人+子供2人 | MOVO 1個×2+オサメットジュニア×2 | ¥21,960(¥5,700×2+¥5,280×2) |
| 大人3人 | MOVO 3個セット | ¥15,600 |
| 職場の5人分 | MOVO 5個セット | ¥25,500 |
| 職場・自治会の10人分 | MOVO 10個セット | ¥49,500 |
- まとめ買いの価格設定があるのは MOVO のみです(3個・5個・10個)。2人分は1個ずつの購入になります
- 上の例は MOVO を軸にした組み合わせです。頭巾一体型(IZANO CAP2 ¥4,950)や通常型(防災用ヘルメット ¥3,380)を選ぶ場合も、同じように「人数×単価」で計算できます
- 子供用は、購入前に対応頭囲(オサメットジュニア=50〜56cm)を確認してください
6.規格・重量・サイズの比較表
要点:MOVO は「飛来・落下物用+墜落時保護用」の兼用型、オサメットジュニアは「飛来・落下物用」。IZANO CAP2 は規格の体系が別(EN812)。
| 製品 | 規格・認定 | 重量 | 収納時サイズ | 対応頭囲 |
|---|---|---|---|---|
| MOVO | 厚生労働省保護帽の規格「飛来・落下物用」「墜落時保護用」国家検定合格品(兼用型) | 約415g | 高さ74mm×幅208mm×長さ277mm(折りたたみ時) | 52〜61cm |
| オサメットジュニア | 保護帽使用区分「飛来・落下物用」国家検定合格品(厚生労働省 労働安全衛生法規格検定試験) | 約375g | A4サイズ・厚さ45mm(縦横の具体的寸法は未取得) | 50〜56cm |
| IZANO CAP2(防炎タイプ) | EN812(Industrial bump caps・耐貫通性試験合格)/衝撃吸収性能は防災頭巾の基準の3倍以上/(公財)日本防炎協会認定生地使用 | 210g(専用袋含まず) | 縦25.5×横15.5×奥行6.5cm | S/M:49〜56cm、M/L:57〜62cm |
| 防災用ヘルメット(通常型) | 厚生労働省保護帽検定合格品(噴火.com商品ページの記載)。⚠️ 検定区分が「飛来・落下物用」か「墜落時保護用」かはメーカー公式で未確認(3章「規格の読み方」参照) | 約364g(噴火.com商品ページの記載) | 該当なし(折りたたみ不可のため「収納時サイズ」という項目自体が該当しない。本体サイズの記載もなし) | 53〜61cm(噴火.com商品ページの記載) |
※「防災用ヘルメット」(通常型)のみ、商品ページにメーカー名の記載がなく、仕様は噴火.com商品ページの表示を参考値として載せています(確認の経緯は記事末の出典表#12)。
MOVOの折りたたみ方式(2026-08-17 メーカー公式サイトで再確認):メーカーの製品ページに「3分割された帽体部分により構成され、よりコンパクトに折りたたむ」と明記されています。つまり平たく一枚につぶれるタイプでも、ワンタッチで立ち上がるタイプでもなく、帽体が3つのパーツに分かれる独自の方式です。噴火.com の商品ページによれば折りたたみ時の高さは74mm、組み立て時は140mm。組み立てにひと手間かかる点は本記事のタイプA(平たくつぶれるタイプ)の性格に近いといえます。組み立て・折りたたみの動画がメーカー公式サイトに掲載されているので、購入前に一度動画を見ておくことをおすすめします。
7.選ぶ順番(結論、5ステップ)
要点:置き場所→サイズ→手数→頭囲、と絞り、買ったら一度かぶって時間を測る。
```
① 置く場所を決める(机の下 / 玄関 / カバン / 倉庫)
② その場所に入るサイズのものを候補にする
③ 候補の中で、かぶるまでの手数が少ないものを選ぶ
④ 子供が使うなら、年齢ではなく実際の頭囲で対応範囲を確認する
⑤ 買ったら、一度かぶって時間を測り、置き場所に置く
```
⑤が一番大事です。 一度もかぶらないまま置いたヘルメットは、いざというときに組み立て方が分かりません。
よくある質問
Q. 折りたたみと通常のヘルメット、守る力は同じですか
A. 一律には言えません。 大事なのは「折りたためるか」ではなく、どの用途で国の検定に合格しているかです。噴火.comで扱う4製品のうち、MOVO は「飛来・落下物用」「墜落時保護用」の兼用型、オサメットジュニアは「飛来・落下物用」の国家検定合格品で、この2つは落ちてくる物に対して同じものさしで比較できます(いずれもメーカー公式サイトで確認。MOVO=2026-07-31/2026-08-18、オサメットジュニア=2026-07-31)。一方 IZANO CAP2 は頭巾一体型で、規格の体系が EN812(欧州の軽作業用ヘルメットの基準)や日本防炎協会の防炎認定と異なります。規格が違う製品同士を「守る力が同じ」と単純比較することはできません。
Q. 自転車やバイクのヘルメットで代用できませんか
A. おすすめしません。用途がはっきり違います。
自転車用・バイク用のヘルメットは、「人が転んで、頭が地面に当たる」ことを想定して試験されています。 日本産業規格の試験方法は、どちらもヘルメットをかぶせた人の頭の模型を落として、鉄の台に当てるやり方です(自転車用=JIS T 8134、バイク等の乗車用=JIS T 8133)。
一方、噴石や落下物から守る産業用保護帽の「飛来・落下物用」は、逆に「上から物が当たってくる」ことを想定した試験(衝撃を吸収できるか・突き抜けないか)で合格したものです。
試験で想定している向きが逆なので、自転車・バイク用ヘルメットが噴石に対してどれだけ効くかは、確かめられていません。 また JIS T 8134(自転車用)には、原動機付自転車や自動二輪車には使用できないと明記されており、規格どうしの流用も想定されていません。
⚠️ ただし「何もかぶらないよりはよい」ことまで否定するものではありません。 手元に自転車用しかない状況で身を守るなという意味ではありません。あらかじめ備えるのであれば、「飛来・落下物用」と表示された保護帽を選んでください、という話です。
Q. 防災ずきんではだめですか
A. 同じものさしでは比べられません。 本記事で扱う IZANO CAP2 のような頭巾一体型は EN812(欧州の軽作業用ヘルメットの基準)などに基づいており、落ちてくる物を受け止めることを想定した基準ではありません。布だけの防災ずきんはさらに別で、国の保護帽検定の対象外です。落下物・噴石への備えとしては「飛来・落下物用」の保護帽が本来の道具になります。
Q. すでに登山用・作業用のヘルメットを持っています。重ねてかぶってもよいですか
A. おすすめしません。 重ねてかぶる使い方は、メーカーも業界団体も想定していません(ヘルメットは頭に直接、すき間なくかぶる前提で設計されています)。一般社団法人日本ヘルメット工業会は「改造あるいは加工したり、部品を取り除かないでください」と案内し、ミドリ安全も「ヘッドバンドは、頭の大きさに合わせて調節し、確実に固定してください」としています。登る山・行く場面に合わせて、どちらか1つをかぶってください。⚠️ IZANO CAP2 は頭巾一体型で、規格の体系も保護帽とは別(EN812)です(3章参照)。
Q. 何年くらいで買い替えるべきですか
A. 製品ごとの保証値はありませんが、材質の区分ごとに、業界団体とメーカー各社が共通して案内している目安があります。
- 折りたたみ式の防災用(MOVO など・ABS 樹脂):「折り畳みなどの防災用は6年を目安に」
- 通常型の保護帽(ABS・PC・PE などの熱可塑性の帽体):「使用開始後3年」(オサメットジュニアも同じ区分で「使用開始より3年以内」)
- あわせて1年に1回以上の点検も共通して案内されています
この数字は1社だけの言い分ではなく、一般社団法人日本ヘルメット工業会と複数のメーカーが共通して示しているものです(出典16〜18)。
⚠️ IZANO CAP2 だけは同じ数字を当てはめられません。 メーカーは IZANO CAP2 の耐用年数を公表しておらず、そもそも保護帽ではなく軽作業帽(EN812)の区分のため、上の「6年」「3年」がそのまま当てはまるとは言えません。買い替えの目安は購入元またはメーカーにご確認ください。
なお上の年数は、いずれも材質区分ごとの一般的な目安であり、個々の製品について「この年数まで必ず使える」と保証するものではありません。保管状態(直射日光・高温)によっても変わります。
Q. 噴火の噴石にも使えますか
A. 「飛来・落下物用」で合格した保護帽であれば、頭部を守るという意味で理にかなった選び方です(噴石は上から飛んでくる・落ちてくるものなので、この用途に当たります)。ただし大きな噴石を防げると保証するものではありません。 国の検定は決められた条件での試験であり、噴石そのものを想定して行われたものではないためです。噴火時は、まず屋根や遮蔽物のある場所へ入ることが優先されます(→ 関連記事「登山中に噴火が起きたら」)。
Q. 子供用は何歳から使えますか
A. オサメットジュニアの対応頭囲は50〜56cmです(メーカー公式サイトで確認、2026-07-31)。ただし対応年齢そのものはメーカー公式サイトにも記載がなく、未取得です。頭のサイズには個人差があるため、年齢よりも実際の頭囲で確認することをおすすめします。
出典
- 噴火.com「防災用ヘルメット」カテゴリ
https://hun-ka.com/collections/helmet - 内閣府「首都圏における広域降灰対策ガイドライン(概要)」令和7年3月
https://www.bousai.go.jp/kazan/shiryo/pdf/gaiyou.pdf - トーヨーセーフティ 公式サイト製品ページ(MOVO/BLOOMⅢ MOVO No.105)
https://www.toyo-safety.co.jp/products/105/ - 加賀産業株式会社 公式サイト製品ページ(オサメットジュニア/KGOJR-1)
https://www.kagahelmet.com/products/osamet/osamet-1.html - DICプラスチック株式会社 公式サイト製品ページ(IZANO CAP2)
https://www.dic-plas.co.jp/products/helmet/izano2/izano_cap2.html - トーヨーセーフティ 公式サイト製品ページ(MOVO/BLOOMⅢ MOVO No.105、再確認)
https://www.toyo-safety.co.jp/products/105/ - 一般社団法人日本ヘルメット工業会「一般消費者の皆様へ 保護帽を防災用ヘルメットとしてご使用のお客様へ」(2019年7月1日制定。防災用は保管開始から6年で交換・1年に1回以上点検)
https://japan-helmet.com/wp/wp-content/themes/japan-helmet/pdf/ippanmukehogobo.pdf - 株式会社トーヨーセーフティー FAQ(熱可塑性3年・熱硬化性5年・折り畳みなどの防災用6年)
https://www.toyo-safety.co.jp/faq/ - 加賀産業株式会社 よくあるご質問(熱可塑性樹脂は使用開始後3年以内)
https://www.kagahelmet.com/faq/ - 厚生労働省「保護帽の規格」(昭和50年9月8日 労働省告示第66号)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74066000&dataType=0&pageNo=1 - 公益社団法人 産業安全技術協会「保護帽の型式検定の手引き」平成25年7月1日 改定第5.01版
https://www.tiis.or.jp/dl/?fl=%2Fjpn%2F%E6%A4%9C%E5%AE%9A%2F%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%B8%BD%2F08hogobou.pdf - JIS T 8134:2018 自転車用ヘルメット
https://kikakurui.com/t8/T8134-2018-01.html - JIS T 8133:2015 乗車用ヘルメット
https://kikakurui.com/t8/T8133-2015-01.html - トーヨーセーフティ 公式サイト製品ページ(MOVO No.105、検定区分の確認)
https://www.toyo-safety.co.jp/products/105/ - トーヨーセーフティ 公式サイト製品ページ(170シリーズ)——「防災用ヘルメット」(通常型)の製造元
https://www.toyo-safety.co.jp/products/170/ - 一般社団法人日本ヘルメット工業会「一般消費者の皆様へ 保護帽を防災用ヘルメットとしてご使用のお客様へ」
https://japan-helmet.com/wp/wp-content/themes/japan-helmet/pdf/ippanmukehogobo.pdf - ミドリ安全株式会社「ヘルメット(保護帽)の取扱説明」
https://ec.midori-anzen.com/shop/contents2/sc_manual.aspx - 長野県「山岳ヘルメット着用奨励山域について」
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/helmet.html