噴火対策その4 避難する場合に必要なもの
避難の準備
火山に近く、溶岩、火砕流、土石流、泥流、大きな噴石の恐れがある地域では、安全な場所まで避難が必要です。これら被害から安全な場所でも、火山灰は広範囲に降ります。そのため、避難の準備には火山灰対策も考慮に入れる必要があります。
噴火から避難で特に必要なものは、火山灰から身体を守るマスクとゴーグル、噴石や落下物から頭部を守るヘルメットです。火山灰から全身を守るために、身体をすっぽり覆うレインコートやポンチョもお勧めです。普段コンタクトレンズをお使いの方は、火山灰降下時には網膜を傷つけないよう外す必要があります。メガネ等を忘れずに用意しておきましょう。
その他に、非常用トイレ、非常食、非常水、ラップフィルム、紙皿や紙コップ、防寒具、非常用ラジオ、非常用ライト、医療品、現金などを用意します。
マスク、トイレ、非常食などの消耗品は最低1人3日分を目安にしましょう。避難所等で飲食類が支給されるようになっても、火山灰降下時にはマスクが必要です。マスクは帰宅後も使いますので、多めに持っていても困りません。
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