インドネシアで再び1.9万mの巨大噴火。キラウエアでも溶岩噴泉を観測
海外の状況:ルアン火山で再び1.9万mの噴煙
最も緊迫したニュースは、インドネシアのルアン火山で4月30日午前4時頃(日本時間)に発生した大規模噴火です。噴煙は高度約19,000mに達し、気象庁は日本への津波の影響がないか監視を行いました(その後、影響なしと発表)。同火山では4月中旬にも大規模噴火がありましたが、今回の再噴火により避難規模がさらに拡大しています。
また、ハワイのキラウエア火山でも4月25日に大規模な噴火が観測されました。複数の地割れから高さ約50mに達する溶岩噴泉が立ち上がり、国立公園周辺では火山ガスへの警戒が続いています。アイスランドでは地下のマグマ蓄積量が過去最大の約2,500万立方メートルに達し、数日以内に「これまで以上の規模」の噴火が始まる可能性が高いとして極限の緊張状態にあります。
国内の状況:桜島の継続活動と富士山対策の深化
国内では、21日に爆発的噴火(噴煙2,700m)を見せた桜島が、24日以降も噴火活動を継続しています。大規模な爆発こそありませんが、夜間の火映が連日観測されており、レベル3(入山規制)が維持されています。諏訪之瀬島でも21日の噴火以降、火口周辺での警戒が続いています。
防災面では、東京都千代田区が4月27日までに、富士山噴火時の降灰対策を盛り込んだ地域防災計画を本年度内に改定する方針を固めました。中央省庁や企業が集中する都心部において、火山灰による経済活動への影響を最小限に抑えるための具体的な初動計画が策定される見通しです。