雌阿寒岳噴火警戒レベル3に引き上げの可能性、桜島はレベル3の警戒が継続
国内の状況:雌阿寒岳と草津白根山で活動活発化
国内では、北海道の雌阿寒岳において5月13日に火山活動の状況に関する解説情報が発表されました。噴気活動や微小な地殻変動が観測されており、周辺での警戒が呼びかけられています。また、同日には群馬県の草津白根山(湯釜付近)においても臨時で解説資料が発表されました。白根山周辺では、火山活動が活発化する兆候が観測されており、気象庁は火口周辺での警戒を強めています。
一方で、5月8日に8年ぶりの火砕流が発生した桜島については、依然として噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しています。15日から18日の観測期間中も爆発的な噴火こそ落ち着いていますが、山体膨張が続いていることから、南岳山頂火口および昭和火口から概ね2km以内での大きな噴石や小規模な火砕流に対して、引き続き厳重な警戒が必要です。
海外の状況:緊張が続くアイスランドとインドネシア
海外では、アイスランドのレイキャネス半島でのマグマ蓄積が極めて高い水準を維持しています。グリンダヴィーク周辺では、いつ大規模な割れ目噴火が再開してもおかしくない状況が続いており、専門家は引き続き「緊急フェーズ」での警戒を継続しています。 また、インドネシアではルアン火山をはじめ、イブ山やレウォトビ・ラキラキ山など複数の火山で依然として高いレベルの危険情報が設定されており、周辺地域の立ち入り禁止区域での厳格な監視活動が続いています。