浅間山がレベル1へ引き下げで前掛山が登頂可能に アイスランドはマグマ2600万㎥で緊迫

浅間山がレベル1へ引き下げで前掛山が登頂可能に アイスランドはマグマ2600万㎥で緊迫

国内の状況:浅間山の噴火警戒レベルが「1」へ引き下げ

国内で最も大きな動きがあったのは、長野県と群馬県にまたがる浅間山です。気象庁は5月22日午前11時、浅間山の噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「1(活火山であることに留意)」へと引き下げました。 浅間山では山頂火口付近の微小な火山性地震が減少傾向にあり、地殻変動などのデータにも活動の高まりを示す変化が見られなくなったためです。この引き下げにより、登山者に非常に人気が高い前掛山(2,524m)までの登山(登頂)が約1年2か月ぶりに可能となり、山岳界や周辺自治体にとって明るいニュースとなりました。

一方、5月上旬に8年ぶりの火砕流を観測した鹿児島県の桜島は、依然として噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しています。山体の膨張傾向が維持されており、南岳山頂火口および昭和火口から概ね2km以内では、引き続き大きな噴石や小規模な火砕流への厳重な警戒が呼びかけられています。

海外の状況:アイスランドのマグマ蓄積量が2,600万㎥へ

海外では、アイスランドのレイキャネス半島(スヴァルツェンギ地下)で緊迫した状態が続いています。5月20日時点の現地気象庁の最新モデル計算によると、地下のマグマ蓄積量が約2,600万立方メートルに達しました。 これは一連の活動サイクルの中でも最上限に近い驚異的なボリュームです。地盤の隆起も月平均約2cmの安定したペースで継続しており、現地の専門家は「数日、あるいは数週間以内にこれまでにない規模の割れ目噴火が始まる可能性が極めて高い」と最大級の警告を発し、警戒レベルを「緊急フェーズ」に据え置いています。

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